最高の老後のむかえ方! ドッグトレーナーがおすすめするシニアケア(老犬)の方法8選!

老犬

ドッグトレーナーの森山です。

今回はドッグトレーナーである私がなぜ自然療法をお薦めするのか?

それは何故なのかをお伝えすることができる記事ともいえます。

まず小学生の頃こんな楽しいアジリティーというゲームを犬とやってみたいと言うことが興味の始まりでしたが、それを実現するには本当に様々なことが必要でした。

しつけ(トレーニング)ができていないと困る

健康でいつまでも一緒に楽しみたい

怪我をしない身体でありたい

最後の最後まで元気であってほしい

これらから沢山のことを学ぼうと思ったわけです。↓

しつけ(トレーニング)の方法

食事療法

運動療法

自然療法/ホメオパシー

など。

結果↓

ペットが若い頃から必要だと思っていたことは

老後にもすべてが必要不可欠だったということが分かったのです。

こういった背景から、生涯飼育のQOLを上げると言うことが目的に変化してしてきました。

今回はそんな私からの「すばらしい老後のむかえ方~シニアケアについて」ご紹介していきたいと思います。

いつからがシニア?

ペットの年齢だけでは決められないのが現実ではあるのですが、犬や猫ですと7歳がシニアの入り口と捉えるようです。

しかし、一概にそうだとも言えず、実際にペットからうかがえる症状や、容姿から来るものも非常に多いのが現状です。

  • 最近大人しくなった
  • 耳が遠くなった
  • 白髪が出てきた
  • 目が白っぽくなった
  • 寝ていることが多くなった
  • 運動の量が減った
  • 集中力が無くなった
  • 病気が見つかった
  • 下痢をしやすい

これらのサインも見逃せないですね。

こういった状態からシニアなのかな~と実感することも多いでしょう。

そう感じた人も、これからペットさんを飼う人も参考にしてください。

次にシニアになったら、こんな準備をしていただきたいということをまとめてみましたので、是非目を通してみてください。

ドッグトレーナーがオススメするシニアケア8選

生活環境を整える

年齢からだけで決めるのでは無く、ご自分のペットがシニアかな?

と感じたときから開始していただける事柄をご紹介していきます。

お家の中で飼われている場合は、

トイレの場所

休ませる場所

危険なものを置かない

怪我をするかもしれない状況で飼わない

などが挙げられます。

年齢がいくと耳や目が弱くなり、飼い主さんの声が聞き取れないことや、見えづらい事、動きにくい事が増えてきます。

ペットの行動範囲は安心安全に過ごせる工夫が必要です。

Mダックスさん

うっかり開けっぱなしにした玄関から勢い良く飛び出て、ヘルニアになってしまいました。

若いときは、呼び止めることができたり制止が効いていたワンちゃんでも、シニアになると思わぬ事が起きるものなのです。

改めて見直してみましょう。

食事療法

老犬に優しい消化の良い食材。

ボケや運動にもまつわる脳神経に良いもの。

腎機能や肝臓の機能、心臓への負担も考慮すると良いでしょう。

どんな生き物でも、年齢が行けば臓器の働きが悪くなってくるものですので臓器をケアできる食材を選んでみるのも良いでしょう。

手作りご飯をしている方は早めに対策がたてやすいですね。

ぜひ考慮してあげましょう。

運動療法

シニアに合った運動の内容にしましょう。

適度な運動をすることで、老化を防ぎます。

どんな生き物であっても足腰が不自由になると、とたんに生活の質(QOL)が下がります。

自立して歩くと言うことは、その子の生き方の尊厳を守ることでもあります。

複数頭数いて、年齢がバラバラであれば特に気をつけましょう。

長年一緒に居ると気がつかないものですが、シニアを迎える子は体力が落ちている可能性があります。

  • 若い子には若い子向けの内容と時間。
  • シニアの子にはシニア向けの内容と時間が必要です。

若いこと一緒になってシニアの子が無理して頑張りすぎないようにしてあげてください。

ゆっくり散歩

ゆっくり障害

ゆっくり筋トレ

ぜんぶ、ゆっくりとした動きをオススメします。

現代では高齢者の運動にも活用されていることですのでご存じの方も多いかと思います。

これを「スロートレーニング」と言います。実は筋肉が一番付くとも言われています。

それに、激しい動きはシニアにとって怪我に繋がるかもしれませんので気をつけたいところですね。

運動に関して言えば、これまた人間と同じ事がいえるのですが

若い内から筋肉を鍛えておくことに越したことはありません。

ぜひペットの年齢が若い時から運動が多めのお散歩を心がけてください。

脳活トレーニング

シニアだからと言って毎日何もしないで過ごしていれば、すべての機能が落ちていきます。

脳神経・筋肉・内臓にも良い刺激が行くように脳を使うようなトレーニングしましょう!

人間でしたら手を使うゲーム、声を出すゲームなどがありますが

ペットの場合は若い時にしていた 遊びを軸にすると良いですね。

もちろん新しく習得できることをチャレンジしても良いのですが、若い頃からの記憶を思い出させてあげるだけでもちゃんとした脳トレになります。

動きが少なくなるように工夫をしたり、レベルを下げてあげると良いですよ。

捜し物ゲーム

ノーズワーク

レトリーブ

考えるおもちゃ

マッサージ

これは、飼い主さんが学ぶ必要があるかもしれません。

Tタッチ

ボディータッチ

マッサージ

ストレッチ

これらは自分では無理せず、しっかり学びに行くかプロに施術してもらいましょう。

犬との会話には手話が便利

耳が遠くなってしまった子に有効です。

私のレッスンクラスでは、ハンドシグナル(手話)と声の号令を同時に犬に教えています。

我が家の犬で、耳が遠くなった子であっても家での会話に苦労することはありませんでした。

将来を見据えてトレーニングすることで、犬の一生のQOLを上げてあげることができます。

みなさんぜひ参考にしてください。

自然療法

ここは自然療法の紹介です。

ハーブ療法

ホメオパシー

鍼灸

カイロプラクティック

私は特に家でもできるハーブ療法やホメオパシーもオススメです。

何故オススメするのかをここで書くと長くなりますので、いつかどこかでご紹介したいと思います✨

介護用品

介護用ベッド

介護用お散歩グッズ

車椅子

など

沢山の介護用品が出ていますので、ご自分が使えるものを是非準備してみてください。

特に 車椅子は歩けなくなっていきなり使うと上手に使えないこともありますので、早めに慣れさせておいてあげると効果が上がります。

パピートレーニングのすすめ

ぜひペットが若いうちからしつけやトレーニングを開始しましょう。

自然療法家になりたての頃は、ペットにトレーニングをすると言うことは「不自然なことでは無いのか?」という疑問もありましたが、

では全くしつけができない状態である事を考えると、「ペットも飼い主さんも」辛いことが多いと感じたからです。

犬に噛まれたり、飼い主さんに叱られたり、病気になって何度も治療を繰り返したりすることもあるかと思うからです。

ですからできるだけストレスをかけないトレーニング方法をオススメしています。

そして自分の実体験からある程度必要だと思うからです。

自分の犬や猫、鳥でも経験したことでも有るのですが、いままでの沢山の飼い主さんとペットさんとのケースで経験させていただいたことからでもあります。

では、どんなときに良かったと感じたか私とクライアントさんからの実例をご紹介します。

実例集

  1. おいで(手話)➡ 耳が遠くなってもドッグランで呼び戻せる
  2. ペットシーツで排泄ができる➡ お出かけした先で我慢させることが無くなります。
  3. 獣医さんでの採尿➡診察室で直ぐに採尿ができた
  4. 病院での検査の時大人しく受け入れる➡(レントゲンやエコー採血など)ストレスが軽減
  5. お手入れができる➡ 万病の予防になる
  6. おもちゃ遊びができる➡ 呆け防止、筋トレ、QOLupに繋がります
  7. ハンドシグナルが使える➡ 運動機能トレーニングを促すことができる
  8. ケージに入れる➡ 一緒に旅行ができた
  9. 人慣れしている➡ 沢山の人にかわいがってもらえる

普段は気づかないことでも、教えておいてあげて良かったと言うことが沢山ありました!

ペットが歳をとってから教える事もできますが、元気で若いうちに教えておくと老後のQOLがもっとあがります。

青年期の子でもまだまだ間に合いますよ。何でも良いから始めよう~

レッツトレーニング✨

まとめ

みなさまいかがでしたか?

少しでもみなさまとみなさまのペットさんが長生きでありますよう心を込めて記事にさせてもらいました。

何かお困りのこと、些細なことでもなんでもご質問ください。

ではみなさまこれからもハッピーライフをお過ごしください。

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